人は、一生その人と添い遂げる!と思って結婚するはずですが、現実はなかなかそうも行かず、離婚してしまう夫婦も多いですよね。
そんな「離婚歴」のある男性に、惹かれてしまったことはありませんか?なんだか若い世代にはない余裕があって、かっこ良く見えてしまうんですよね。
しかし、「バツイチとの恋愛って難しそう…」「変な問題があるのかな…?」と疑って、踏みとどまってしまう人も多いのではないでしょうか。じつはひとくちにバツイチと言っても、離婚の原因や子どもの有無などで、その人との恋愛のありかたはまるっきり違ってくるんです。
そこで今回は、「バツイチ男性との恋愛」について、実際どうなのか、気をつけるべきことは何か?などをまとめてみました。
単身バツイチ
まずは、離婚歴はあるけれど、子どもがいない「単身バツイチ」の場合。この場合考えることはこの男性自身のことくらいでいいので、あまり「バツ」を気にしすぎる必要もないのかも。しかし、失敗の理由には注意が必要かも…。
意外と結婚相手に向いてるかも
実は意外と、普通の独身未婚男性よりも、バツイチ男性のほうが結婚相手に向いているかもしれないんです。
それは、結婚に理想を抱きすぎていないから。毎日味噌汁と焼魚の香りで目が覚めて……なんて、ちゃんちゃらおかしい妄想を押し付けてきたりしないからです。
また、一度離婚という失敗を経験していることで、「同じ轍は踏まない!」と決心している男性も。見知らぬ道をなにもわからないままアタフタ進むよりも、一度通ったことのある人と一緒に進むほうがスムーズです。
でも「別れた理由」はしっかりチェック
しかし、言われるまでもなく気になることだとは思いますが、男性がなぜ前妻とうまく行かなくなったのか、別れてしまった理由はなんなのかということはあまり遠慮せずしっかり確認しておきましょう。
性格の不一致、だらしがないくらいなら可愛いものですが、DVや借金など大きな問題を抱えている可能性も否めません。
バツイチ男性との恋愛、あとになって「こんなはずじゃなかった!」と後悔しないためにも、まずは「失敗の理由」をきちんと見極めることが必要です。
結婚には慎重派かも
バツイチ男性は、恋愛をするうえではあまり抵抗感はないようなのですが、結婚となると少し手が止まってしまうよう。一度離婚を経験し、結婚の難しさ、責任の重さを痛感しているからこそ、躊躇してしまうことも少なくないんだとか。
そんな彼と恋愛し、ゆくゆくは結婚したい!と思うのであれば、やはり全力で彼が恋愛を楽しめるようにしてあげるのが一番です。新しい彼女との恋愛を楽しみ、「もっと一緒にいたいな」と思ってもらえるようになれば、きっと彼も再び結婚への希望を抱き始めるはずです。
子持ちバツイチの男性の場合
さて、同様にバツイチの男性でも、子持ちとなると話は全く別。「え?なんで?私は子持ちなんて気にしないよ!」という人もいるかもしれませんが、そんな話ではないのです。彼には恋愛以上に大事なものがあるからです。
「恋愛」は諦めよう
女性は恋愛が大好きです。かっこいい男性と、綺麗な服を着て、綺麗なものをみて、楽しくて幸せなデートをしたい。一生懸命料理を作るからおいしいと言ってもらいたい。愛されたい、可愛いと言われたい、ちやほやされたい。それは女性なら誰しもが思うことであって、別にわがままなことではありません。
しかしだからこそ、バツイチ子持ちの男性との「恋愛」は、女性にとって理想通りのものには決してならないのです。彼は、恋愛なんかに現を抜かしている場合ではないのです。
一生懸命仕事をして子どもを育てなくちゃならない。親権があるなら、きちんと子どもと向き合ったり遊んだりしながら毎日コミュニケーションも取らなくちゃならない。事によっては、いくら憎んでいたとしても、前妻と定期的に会う必要だってあるかもしれません。
そんな中で、キラキラデート、ふわふわ恋愛なんて、しているヒマはないという子持ちバツイチ男性が圧倒的多数だと思います。
なので、バツイチ子持ちの男性と恋愛をすることがあっても、いわゆるラブラブで楽しいロマンス、なんてものはないと考えましょう。そうしないと、お互いつらいだけになってしまいます。
自分の子どもと彼の子どもの問題
また、彼が子持ちで、しかも親権が彼にある場合はもっと考えなければいけません。いくら彼のことが好きでも、彼の子どもが受け入れてくれるかどうかは別だからです。男性も子どもの気持ちをないがしろにしてまで、楽しく恋愛することなんてまずできないでしょう。できたとしたらそれはそれでサイコパスです。
そして何より、彼と前妻との子どもと、彼と自分の間に生まれた子どもの関係などにも気を配らなければいけません。自分の子も他人の子も、同様に可愛がれる自信がありますか?一般的な家庭と違う、それだけでも子どもは傷ついてしまう可能性があるものです。そのケアをきちんとできますか?
このように、彼がバツイチ子持ちである場合、「私は気にしない」だけでは済まない問題が山積みなのです。
「家族」としてのあたたかさがほしいならあり
とはいえ、バツイチ子持ちの男性だからといって、すべてを諦めなければいけない訳ではありません。男性も心では寂しい思いをしていたり、彼の子どももお母さんを欲しがっている場合もあります。
彼氏や夫としてのラブラブ、ロマンスは残念ながらなかなか味わえないでしょうが、パパ・ママとしての役割にはなれますし、行動次第では彼の子どももなついてくれます。
恋愛にはそこまで興味がなく、温かい家庭を作りたい、家族がほしいという方にはバツイチ子持ちの男性も悪くないかもしれません。
バツイチでもまだまだ恋愛したい人も
また最近は、バツイチの男性の側も、「また恋愛・結婚がしたい」「子どもに母親がほしい」などと考えている人も多いようで、最近はバツイチ向けの婚活パーティー、街コンなども増えています。離婚率が上がっていることも、あまり離婚が次の恋愛へのハンディキャップとにはならなくなってきているのかもしれません。
さらに、外国人などは、日本人以上に離婚が身近なせいか、バツイチでもバリバリ婚活していることも多いんだとか。日本人ならちょっと周囲のせいで肩身の狭い思いをしそうなバツイチ男性との恋愛ですが、外国人なら周囲も意外と納得してくれるかもしれません。
好きになってしまった男性がバツイチだからといって、なにもかも諦めなければいけないかというとそうではありません。
大事なのは、彼がどういう人なのか、なぜ別れてしまったのか、そして子どもとはどうしているのか、といった点です。そういった部分をしっかりと見極め、求められている役割を果たせそうであれば、バツイチ男性との恋愛もきっとうまくいくはずです。